女性に多い乳がん

乳がんの検査方法について

乳がんは、できるだけ早く発見することが大切である。乳がんを発見するための検査方法は、視触診、マンモグラフィ検診、乳房超音波検査・エコー検査、乳房MRI検査などがある。視触診は、乳房の形状や皮膚の状態を目で確認したり、胸にしこりがないか触って調べる。 マンモグラフィ検診は、マンモグラフィという装置を使用し、X線撮影をすることで乳がんを発見できる。乳房超音波検査・エコー検査は、超音波発生装置を利用し、乳房の内部を撮影する。妊婦のお腹の中の胎児を確認する時によく用いられている方法である。 乳房MRI検査は、磁気により乳房の内部を観察する方法である。マンモグラフィ検診の様にX線を使用しないので、被爆の心配はない。

がん細胞を小さくする為薬物療法を用いる

乳がんの治療は手術を実施するのが大前提であるが、まずは薬物療法でがん細胞を小さくしてから実施するのが一般的である。薬物療法は大きく分けて、ホルモン療法と化学療法の2種類がある。ホルモン療法は、女性ホルモンであるエストロゲンが、がん細胞に影響を及ぼすことがわかっているので、エストロゲンを抑制する為、薬として抗エストロゲン剤やアロマターゼ阻害剤、合成プロゲステロン製剤を投与する。 化学療法は、抗がん剤や分子標的薬を投与することで、がん細胞の増殖を抑えることができる。抗がん剤には、ドキソルビシン、エビルビシン、ドセタキセル、バクリタキセルなどがある。分子標的薬には、トラスツズマブ、ラパチニブ、ペルツズマブなどがある。抗がん剤に比べ、副作用が少ないのが特徴である。